土地改良政策に関する調査・研究

ため池・小水力発電の整備促進

多面的機能支払交付金の取組促進

農業・農村の有する多面的機能の維持・発揮を図るために活動する組織等について調査研究を行うとともに、協議会を通じた支援等を行っています。具体的には、多面的機能支払い交付金に関するアンケート調査・分析や、優良事例の発信、研修会の開催、国への政策提案等を行っています。

事例集など

多面的機能支払に係る研修教材用動画の公開

活動組織の体制強化や、推進組織の業務効率化・省力化に貢献できるよう多面的機能支払交付金に係る研修教材用動画を作成しました。多面支払に係る市町村の新規担当者や活動組織に向けた説明会等でご活用ください。

多面的機能支払交付金でできること

多面的機能支払交付金の手続きの流れ

多面的機能支払交付金活動組織の広域化のすすめ

農業・農村の多面的機能の持続的発揮に向けた全国シンポジウム

開催趣旨

多面的機能支払の活動に関する認知度向上、理解促進や、地域資源の保全・活用の推進のため、多面的機能支払交付金の活動組織、一般国民等を対象にシンポジウムを開催します。一般国民が効果を身近に感じやすい防災・減災機能の情報収集(「田んぼダム」の取組等)を行い、その情報を広く周知します。また、会場には地域資源の保全・活用に有益な技術を有する企業のブースを設置します。

開催概要

農業・農村の多面的機能の持続的発揮に向けた全国シンポジウム

※参加無料。事前申込みが必要です。

 

開催日時:令和6年11月27日(水) 13:30~16:20(第1部)

     令和6年11月28日(木)  09:00~12:00(第2部)

 

開催場所:砂防会館別館1階(利根大会議室)

     〒102-0093東京都千代田区平河町2-7-4 Googleマップで見る

 

対 象 者:一般の方、
地域資源の保全活動に携わっている方 (多面的機能支払の活動組織や推進組織、都道府県、市町村、土地改良区等の関係者)
ふるさと・水と土指導員、地域資源の保全・活用に関心がある企業関係者、行政関係者 等

プログラム

【第1部】

12:30開場・受付
13:30主催者挨拶
13:35来賓挨拶
13:40-14:40基調講演「田んぼダムのすゝめ」
講師:一般社団法人農村振興センターみつけ 椿一雅氏
概要:田んぼダムの仕組みと効果、取り組む際に理解しておきたいこと、農家へのインセンティブ、多面的機能支払を活用した田んぼダムの取組の紹介
14:40休憩
15:00-15:40講演①「倉敷市における「田んぼダム」の取組について」
講師:倉敷市文化産業局農林水産部耕地水路課 高橋萌氏
概要:倉敷市における「田んぼダム」導入の経緯、現状及び今後の課題の紹介
15:40-16:20講演②「~世界かんがい施設遺産の広報活動と立梅用水が進める農村RMO~」
講師:立梅用水土地改良区 山本有紀氏
概要:多面的機能支払活動や世界かんがい施設遺産を利用した地域の子供達との係り等、立梅用水の現在の取組みとこれから目指す先についての紹介

【第2部】

08:30開場・受付
09:00-09:40講演③「私達は「田んぼダム」を見つめて何を語っていくべきか?~岩見沢市広域協定を通じて変化する岩見沢style~」
講師:岩見沢市農政部農業基盤整備課 課長 斎藤貴視氏、北海土地改良区総務部総務課 課長 高道政秀氏
概要:岩見沢市広域協定による「田んぼダム」の対話・実証・改善・挑戦の歩みと、流域治水における「田んぼダム」の価値・想いやりの気づきについて紹介する。
09:40-10:20講演④「広域組織ひとつでたすけあう地域のちから・つながる未来」
講師:熊本県土地改良事業団体連合会 常務理事 久保田修氏
概要:平成28年熊本地震、令和2年7月豪雨災害において本交付金を活用した事例や熊本県での「田んぼダム」の取組いを紹介する。また、事務負担軽減に向けた広域化推進について、熊本県内の事例を踏まえ目指すべき組織のかたちを紹介する。
10:20休憩
10:40-12:00パネルディスカッション「田んぼダム活動を推進するために~普及・拡大に向けて取組むべき課題~」
概要:田んぼダムの取組を始めたきっかけ、発生した課題、その対応策、取組によるメリット、合意形成を得るために工夫した点等、取組における先進地区のキーパーソンを招いて知見・経験を参加者と共有する。
コーディネーター:国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究部門資源利用研究領域 遠藤和子氏
パネリスト:一般社団法人農村振興センターみつけ 椿一雅氏
      北海土地改良区総務部総務課 課長 高道政秀氏
      熊本県土地改良事業団体連合会 常務理事 久保田修氏
      農林水産省農地資源課多面的機能支払推進室 室長 村瀬勝洋氏

【情報交換会】

開催日時:令和6年11月27日(水)17:30-19:30
 
開催場所:МARRYGRANT AKASAKA(マリーグラン赤坂)

     〒107-0052 東京都港区赤坂2-14-5 Daiwa赤坂ビル Googleマップで見る
 
会  費:5,000円/人 ※参加有料。事前申込みが必要です
 
アクセス:シンポジウム会場(砂防会館別館)から徒歩約15分
     千代田線赤坂駅2番出口から徒歩約2分

     丸の内線赤坂見附駅10番出口から徒歩約7分

     銀座線南北線溜池山王駅7番出口から徒歩約5分

 

申込み方法

農業・農村の多面的機能の持続的発揮に向けた全国シンポジウムへの申込みは、[申込フォーム]より必要事項をご入力ください。
※多面的機能支払の活動組織、推進組織、都道府県、市町村、土地改良区、ふるさと・水と土指導員等の関係者は、貴都道府県の多面的機能支払の推進組織、土地改良事業団体連合会又は都道府県庁より配布される参加申込書にてお申し込みください。

申込み締め切り

令和6年10月31日(木)17:00まで
※参加申込者が多数の場合は、申込を締め切らせていただく場合があります。

企業ブース出展者の募集

お問合せ先

全国水土里ネット(全国土地改良事業団体連合会 企画研究部)
TEL:03-3234-5480 FAX:03-3234-5670
担当:高山 s_takayama@inakajin.or.jp

令和5年度農業・農村の多面的機能の持続的発揮に向けた全国シンポジウムについて

令和5年度12月6日、7日に開催いたしました。
多くの方々の御参加があったことに深く感謝し、御礼申し上げます。
両日の動画を公開しておりますので、是非ご覧ください。

シンポジウム第1部(12月6日)

シンポジウム第2部(12月7日)

全国水土里ネット多面的機能支払促進協議会

多面的機能支払交付金を活用した農地・農業用施設(水路、農道、ため池等)の保全活動を促進し、持続的な農業・農村の発展に寄与することを目的として、平成27年5月に「全国水土里ネット多面的機能支払促進協議会」を設立しました。 本促進協議会は、都道府県水土里ネット及び全国水土里ネットを構成員とし、多面的機能支払に関する情報交換、広報活動、研修会の開催、国への政策提案等を行っています。