農業用ダムや農業用水路等に設置されている小水力発電や太陽光発電の管理者に対して、技術力向上の研修や現地で生じた課題への対応を行っています。また、小水力発電・太陽光発電の普及に向けた課題把握と対応方策に係る調査研究も行っています。

農業用ダムや農業用水路等に設置されている小水力発電や太陽光発電の管理者に対して、技術力向上の研修や現地で生じた課題への対応を行っています。また、小水力発電・太陽光発電の普及に向けた課題把握と対応方策に係る調査研究も行っています。
農業・農村の有する多面的機能の維持・発揮を図るために活動する組織等について調査研究を行うとともに、協議会を通じた支援等を行っています。具体的には、多面的機能支払い交付金に関するアンケート調査・分析や、優良事例の発信、研修会の開催、国への政策提案等を行っています。
事例集など
持続的な地域づくりに向けた農村RMOの取組や、教育機関など地域内外の関係者との連携、農業遺産や地域資源を活用した地域活性化等について知見を深め、多面的機能支払に係る活動や、活動への理解の促進を図るため、全国シンポジウムを開催します。
併せて、会場には地域資源の保全・活用に有益な技術を有する企業のブースを設置します。
地域資源の保全活動等に携わっている方々、地域資源の保全・活用に関心のある方、企業関係者、行政関係者など、多くの皆様の参加をお待ちしております。
農業・農村の多面的機能の持続的発揮に向けた全国シンポジウム ※事前申込みが必要です。
開催日時:令和5年12月6日(水) 13:30~16:30(第1部)
令和5年12月7日(木) 9:00~12:00(第2部)
開催場所:砂防会館別館1階(利根大会議室)
〒102-0093東京都千代田区平河町2-7-4 Googleマップで見る
対 象 者:一般の方、
地域資源の保全活動に携わっている方 (多面的機能支払の活動組織や推進組織、都道府県、市町村、土地改良区等の関係者)、
ふるさと・水と土指導員、地域資源の保全・活用に関心がある企業関係者 等
【プログラム】
◆第1部
12:30 | 開場・受付 |
13:30 | 主催者挨拶 |
13:35 | 来賓挨拶 |
13:40-14:20 | 講演:「地域に消えない火を灯せ」~住民のやる気を引き出す力~ 講師:山形県農村づくりプロデューサー 髙橋信博氏 内容:全国1,000件以上の地域と関わった経験から導き出された、住民の心に「やる気」という火を灯し、地域が動き出したくなるポイントと、それを支援するプロデューサー養成の取組について紹介いただく。 |
14:20-15:00 | 講演:「嫁に来たくなる里づくり」 講師:鉈打ふるさとづくり協議会(石川県七尾市) 事務局長 村田正明氏 内容:水田の再整備を契機とし、移住者や関係人口も参画した地域づくりを進め、農村RMO及び「デジ活」中山間地域として地域資源のブランド化や買い物支援など多角的な取組を行っている事例や多面支払等を活用した地域資源保全活動について紹介いただく。 |
15:20-16:00 | 講演:「大崎耕土の巧みな水管理と、持続可能な水田農業」 講師:大崎市産業経済部(宮城県大崎市) 世界農業遺産推進監 安部祐輝氏 内容:世界農業遺産「大崎耕土」の資源を守り活かす取組や、SDGs目標を連動させた取組、また地域特性を活かし、環境に配慮した持続可能な農業生産と多様な地域づくりについて紹介いただく。 |
16:00-16:30 | 講演:「事務処理の効率化を通じた事業推進について」 講師:島根県土地改良事業団体連合会 水土里推進グループ技師 矢野成美氏、面的機能支払相談員 深田留美子氏 内容:活動組織・市町村職員・推進組織が共通のデータ管理を行い、事務処理を効率的に実施し、組織等の相談に応じている事例について紹介いただく。 |
◆第2部
08:15 | 開場・受付 |
09:00-09:40 | 講演:「地域の教育機関との連携事例」 講師:糸満市地域農地・水・環境保全管理協定運営委員会(沖縄県糸満市)崎原栄志氏、糸満市経済部農村整備課 副主査 玉城佑一氏 内容:小学校や大学との連携による多面的機能支払活動の取組状況や経緯、農業・農村についての理解を広めるための取組について紹介いただく。 |
09:40-10:20 | 講演:「高校生と連携した農村を守る活動」 講師:美野原広域協定(群馬県吾妻郡) 冨沢邦義氏、馬県立吾妻中央高等学校環境工学科実習教員 松井克彦氏、農業クラブ代表生徒 内容:吾妻中央高校の農業クラブの活動と、美野原広域協定活動組織と連携して地域資源の保全を進めている取組について紹介いただく。 |
10:35-12:00 | パネルディスカッション:「農業・農村を次世代に引き継いでいくために(多面的機能支払の活動組織と教育機関へ期待される役割)」
コーディネーター:明治大学 客員教授、ジャーナリスト 榊田 みどり氏 パネリスト:(一財)日本グラウンドワーク協会 理事長 中里良一氏 群馬県立吾妻中央高等学校環境工学科 実習教員 松井克彦氏 糸満市経済部農村整備課 副主査 玉城佑一氏 農林水産省農村振興局整備部農地資源課多面的機能支払推進室 室長 栗田徹氏 |
◆情報交換会 【有料(会費6,000円/人)】※事前申込みが必要です
開催日時:令和5年10月30日(月)18:00~19:30
開催場所:星陵会館4階多目的ホール
〒100-0014 東京都千代田区永田町2-16-2 Googleマップで見る
農業・農村の多面的機能の持続的発揮に向けた全国シンポジウムへの申込みは、[申込みフォーム]より必要事項をご入力ください。
※多面的機能支払いの活動組織、推進組織、都道府県、市町村、土地改良区、ふるさと・水と土指導員等の関係者は、貴都道府県の多面的機能支払の推進組織、土地改良事業団体連合会又は都道府県庁より配布される参加申込書にてお申し込みください。
令和5年11月8日(水)17:00まで
※参加申込者が多数の場合は、申込を締め切らせていただく場合があります。
全国水土里ネット(全国土地改良事業団体連合会)
TEL:03-3234-5480 FAX:03-3234-5670
多面的機能支払交付金を活用した農地・農業用施設(水路、農道、ため池等)の保全活動を促進し、持続的な農業・農村の発展に寄与することを目的として、平成27年5月に「全国水土里ネット多面的機能支払促進協議会」を設立しました。 本促進協議会は、都道府県水土里ネット及び全国水土里ネットを構成員とし、多面的機能支払に関する情報交換、広報活動、研修会の開催、国への政策提案等を行っています。