
土地改良事業とは?
お米や野菜など農作物を作るためには農地と水が必要です。水をひくためには、川から水をとる施設(取水堰)やため池を整備する必要があります。 効率よくお米を作るためには、田んぼを大きくし、農機具を使いやすいようにしておく必要があります。野菜を作るためには、畑の水はけを良くしておく必要があります。 このように、農作物をつくるには実は農地や施設を整備する必要があるのです。 美味しい農作物をちゃんとつくるために田んぼや畑、水路や農道をつくり管理する、それが土地改良事業です。
お米や野菜など農作物を作るためには農地と水が必要です。水をひくためには、川から水をとる施設(取水堰)やため池を整備する必要があります。 効率よくお米を作るためには、田んぼを大きくし、農機具を使いやすいようにしておく必要があります。野菜を作るためには、畑の水はけを良くしておく必要があります。 このように、農作物をつくるには実は農地や施設を整備する必要があるのです。 美味しい農作物をちゃんとつくるために田んぼや畑、水路や農道をつくり管理する、それが土地改良事業です。
土地改良区は、土地改良事業を行うために農家でつくる組織です。水路や取水堰(川から水をとる施設)の管理も行っています。土地改良区は全国に約4,300あり、土地改良区のメンバーとなっている農家(組合員といいます)は346万人 (令和3年3月現在)にもなります。
土地改良事業団体連合会は、土地改良区や市町村など土地改良事業を行う団体(土地改良団体といっています)を会員とする団体で、技術的な指導や支援を会員に向けて行なっています。
47都道府県に各1つ(都道府県水土里ネット)、そして全国土地改良事業団体連合会(全国水土里ネット)が1つ、合わせて48の土地改良事業団体連合会があります。
我が国の農業・農村を土台、基盤から支えるために技術的な支援を幅広く行う、それが土地改良法に定められた土地改良事業団体連合会のしごとです。
さらに、全国水土里ネットにおいては都道府県水土里ネットや大規模な土地改良区を会員として事業の指導を行っています。
「水土里ネット」は、土地改良区と土地改良事業団体連合会の愛称、ニックネームです。
以下のような意味合いを包含しており、将来に向けた土地改良区や土地改良事業団体連合会の役割と姿を表現しています。
「 水 」…… 農業用水、地域用水など
「 土 」…… 土地、農地、土壌など
「 里 」…… 農村空間、生活空間など
「水土里」……豊かな自然環境、美しい景観を意味し、おいしい水、きれいな空気などを表現しています。