さまざまな広報活動

水土里ネットでは、土地改良区だけでなく、農家の方々や一般の皆様に向けた広報活動を多数行っています。各地の水土里ネットを紹介する「水土里レポーターからの報告」や季刊「新・田舎人」の刊行、写真コンテストや子ども絵画展の開催をはじめ、疏水(農業用水)の素晴らしさを知ってもらおうと情報の提供などを行っています。また、農業農村整備事業により地域が活性化した事例の表彰を行っています。

水土里レポーターからの報告

各地域の水土里ネットでは、土地改良区の職員から一般の住民の方々に至るまで、日々さまざまな活動が実践されています。
そこで、全国水土里ネットのホームページでは、各水土里ネットの「声」をつなげるべく、各地のレポーターの皆様にそれぞれの活動を報告してもらい、「水土里レポート」という形でお届けしたいと思います。
遠く離れていても、同じ日本で頑張る人々の「生の声」をぜひお聞きください。

季刊 新・田舎人

農業や農村の素晴らしさや、その役割を多くの方にわかっていただこうと、現地からホットな話題をお届けします。
水土里ネットのメンバーが自ら取材を行うことで普段は聞けない突っ込んだお話しを聞けたりします。疏水さんぽのコーナーでは地元で人気のグルメも紹介しています。土地改良のプロが手がけた手作りの感を残しながらも日本で唯一の誌面をどうぞお楽しみ下さい。

水が伝える豊かな農村空間写真コンテスト

「疏水」や「ため池」は、食料生産や生態系保全の機能を持つだけでなく、日本特有の美しい農村空間を作り出すことに大きな役割を担っています。
「疏水」や「ため池」が織りなす四季折々の景観は、いつの世も日本人の心を動かし、そして後世に残すべき存在です。
そこで、「疏水」や「ため池」の美しさを改めて伝えるために、水土里ネットでは、水のある風景を題材とした写真コンテストを開催しています。

未来へつなごう!ふるさとの水土里(みどり)子ども絵画展

未来へつなごう!ふるさとの水土里みどり子ども絵画展は、私たちの財産である農村を守り、次世代へと引き継いでいくため、子どもたちに「田んぼ」「畑」「農業用ため池」「農業用水路」のある風景や、大切な水路を守っている人たちの姿を通して、水の循環や環境保全への理解をうながすことを目的として開催しています。
子どもたちの素直なまなざしは、大人たちにも大きなメッセージを与えてくれます。

「ふるさとの田んぼと水」子ども絵画展

農業農村整備優良地区コンクール

「食料・農業・農村基本計画」では、農業の成長産業化を促進するための産業政策と、農業・農村の有する多面的機能の維持・発揮を促進するための地域政策を、車の両輪として実施していくこととしています。
このため、農業農村整備事業を契機として、豊かで競争力ある農業や美しく活力ある農村の実現に取り組んでいる地区を対象に優良地区コンクールを実施し、今後の農業・農村地域の発展と進行に資することを目的としています。

疏水ネットワーク~全国の農業用水の紹介~

「みなさんは、「疏水(農業用水)」のことをどれくらい知っていますか?日本の農耕文化を支え続けた疏水は、二千年を超える歴史の中で網の目のように日本の大地を走り、現在では地球10周分にいたるほどの長大な「水の道」を形作っています。

水田を潤し、災害から民家を守り、そして美しい景観を残す疏水の魅力をご堪能ください。