疏水で形成されてきた日本|疏水とは何か|疏水名鑑

疏水で形成されてきた日本

アジアモンスーン地帯に位置し、国土の約7割が急峻な山という平地の少ない日本。2千数百年前、ここに稲作が伝播し、急激に全土に広がりました。それから稲作を中心とする国土づくりが始まり、近年まで稲作が社会の基本ともいえる時代が続きました。
稲作は水田で行われるため大量の水を必要とします。
疏水とは、その大量の水を水田へ送るため、川から水路を引き、水を分け合うことをいいます。
水田に水を引く水路は次第に長くなり、網の目のように張り巡らされ、城下町へ、そして都市へと大きく成長してきました。したがって、日本の都市のほとんどが水田社会、つまり稲作のための疏水によって発展してきたといえます。

  • 安積疏水(福島県):原野に農地と都市を創りだした水路
明治15年10月、猪苗代湖からの導水によって安積原野の開墾が行われ、この地の農業・工業は飛躍的に発展しました。この一本の疏水により、郡山は人口7000人の町から約30万人の大都市に生まれ変わったのです。
日本にはこうした疏水によって大きな発展を遂げた都市が多数あります。

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