常西合口用水【富山県】

先人の遺業残る富山の歴史的用水

 富山県の中央に位置する人口42万人の県都富山市の約3,300ヘクタールの農地を潤す幹線用水です。
 水源の常願寺川は、北アルプスに源を発する日本有数の急流河川であり、そのため戦国武将の佐々成政は「佐々堤」をつくり洪水から城下を守り、明治にはオランダ人技師ヨハネス・デ・レーケが12取水口の合口化に取り組み現在の用水の基礎を造りました。
 春には雪どけ水が轟々と流れ、激しい流れと優美なサクラの花が見事に調和し、見ごたえ充分です。桜並木の下はプロムナードが整備されており、佐々成政による「佐々堤」や防備林として江戸時代に整備された「殿様林」の松並木が残されており、往時の偉業に触れることができます。