
阿賀川から取水して、会津美里町本郷地区と会津若松市北会津町の一部など約1,645haに農業用水として、併せて生活用水や、発電にも利用されている。
同市の大川ダムを水源とし、1979年(昭和54年)から1994年(平成6年)にかけて、国営かんがい排水事業として、用水に水を引き込む施設や水路などの整備が進められてきた。
本郷地区ではかつて、会津本郷焼の窯元が原料の石を砕く水車を回すために使っていた。陶土粉砕工場としての水車は、最盛時には本郷堰関係だけで13軒、地域全体では25軒あったが、大正5年陶磁器工場に「ドラルミル」が導入されてからは次第に姿を消した。
現在は用水路が整備され、旧会津本郷町の町並環境整備事業の一環で水車を再現したミニ公園などが設置されて住民の憩いの場として親しまれている。
豊富な水は絶え間なく流れており、穀倉地帯を潤し、組合員と地域住民に潤いを与えている。また、本郷地区の白鳳山公園から見下ろすと、北会津地区及び本郷地区の県営ほ場整備事業によって造成された美田が一望に収められる。
尚、現在行われている維持管理は、地域住民と小学生の児童達で年に1度積極的に水路清掃を行っている。