■所在地
山形県鶴岡市大鳥字深谷現
■施設の名称
大鳥池
■施設の構造
角落 幅2.45m 高さ 3.30m 3連
スルースゲート 幅1.40m 高さ 2.0m 木製 2連
■歴史
大鳥池は山形、新潟両県の県境朝日連峰北部の山中にある標高100m、湖水面積0.42km2、周囲3.5kmの自然湖水である。また、池は庄内平野南部を流れる一級河川赤川の源であり、その厳しい自然条件は車社会の波を寄せつけず、池までは最寄りの道路から徒歩に拠る外になく、8km、約3時間の道のりである。古くから、かんばつに悩まされていた庄内南部の農業関係者はこの山中の池にも用水源を求め、昭和8年から9年にかけて池の湖面を水門により3m嵩上げし、114万m3の貯水量を持つため池を造り上げた。当時は資材の運搬も全て人肩に拠る外なく、片道約20kmの山道を往来して造られた水門は、当時の関係者の苦労を忍ばせる。
下流受益地での国営の農業水利事業が完了し、付帯する関連事業も終え、現在でも池の役割は大きく、かんばつの年には下流水田10,123haの補水として全量赤川に放流され、受益地のかんばつの被害解消に役立っている。
■管理者
庄内赤川土地改良区
連絡先997-0035 山形県鶴岡市馬場町7-35
電話0235-22-2135
|