新・田舎人42号(H16.12)

「農」を明視するネオ・カルチャーマガジン
季 刊  新・田舎人 第42号

目次 | 平成16年12月発行

新・田舎人インタビュー

人間も石ころや草や木と同じ、自然の一部なんだ。
矢口高雄さん(漫画家)

漫画家の矢口高雄さんは『釣りキチ三平』をはじめ、『ニッポン博物誌』『マタギ列伝』『ふるさと』など、自然や動物、ふるさとをテーマにした作品を数多く手がけ、良質な少年漫画家として幅広い年齢層から人気を得ている。また、平成7年にはエッセイ集『ボクの学校は山と川』が教科書に採用され、教育史上初めて教科書に本格的な漫画が掲載されることになった。そんな矢口さんだが、「以前はふるさとの雪が大嫌いだった」という。

ふるさとニューウエーブ

昭和、平成の市町村合併を乗り越え、”地域力”をアップする山間のむら
川根振興協議会(広島県安芸高田市高宮町川根地区)

「合併でますます役場が遠くなる…」となげく農山漁村住民は少なくない。過疎化、高齢化がすすむ地域にとって、役場は大きな雇用の場であると同時に、その周囲が郵便局や商店、ガソリンスタンドなど生活関連施設の貴重な集積地ともなっているからだ。「役場が遠ざかればそれにつれて施設も移り、生活も不便になる」という思いが頭をよぎる。しかし、ここ川根地区は、昭和、 平成の合併による危機をバネに、地域力を養い、住民組織が行政的な役割を担うまでになっている。

コンニチワ! 美ューティフル農村<2>

静岡県静岡市両河内 空へ駆け上がる茶畑にて
石井里津子

その斜面は急すぎて、転がり落ちそうだった。モノラックと呼ばれる作業用のモノレールに乗せてもらい、標高300mの急な斜面に拓かれた茶畑を50mほど登っていく。手を離せば、真っ逆さまに落ちるかと思うほど急勾配。茶畑が空へ駆け上がっている。 モノラックは山のてっぺんで止まった。降り立つものの、足下がおぼつかない。「やあ、富士山。コンニチハ!」 ここの茶畑の主、片平豊さんが山向こうの富士山にあいさつをする。頂を白くした富士山がぐいと頭一つ分、そびえていた。

<静止する時間シリーズ>

豊稔池アーチダム ~香川県大野原町五郷田~
洋画家、伊能 洋 氏による農の風景

子どもの田んぼ遊学術⑥

教育現場での農業、農村体験

農業、農村体験が子ども達に与える影響は学校教育の場でも高く評価されています。今回は学校教育において、農業、農村体験がどのように取り入れられているのか、そこにどんな課題があるのか、というお話です。

地域力向上委員会

地域通貨


他 読者の声 など A4版20ページ

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