ため池写真コンテスト

平成29年度 「ため池のある風景」写真コンテスト作品募集

作品募集要領

 

第18回  (平成28年度)「ため池のある風景」写真コンテスト

ため池は農業用水を確保するため、河川用水に恵まれない地域で数多く造られてきましたが、同時に農業用としてだけでなく、洪水調整や水辺を楽しむ親水空間など、地域の風景にとけ込んで、さまざまな役割を果たしています。

こうしたため池の存在と大切さをより多くの方々に知っていただくため、平成28年度で18 回目となる「ため池のある風景」写真コンテストを実施し、このたび全国から寄せられた作品513点のなかから、写真家の英 伸三先生の審査により、最優秀賞1点、優秀賞2点、全国水土里ネット会長賞1点、特別賞31点を選定しました。全国各地にあるいろいろな表情のため池を広く紹介することにより、ため池に対する理解がますます深まっていくことを願っています。

主催:全国ため池等整備事業推進協議会
協賛:全国水土里ネット、都道府県水土里ネット

最優秀賞


  最優秀賞 「朝霧の佇まい」
    
白水の池(山口県美祢市)
撮影 広田和夫

背景に朝霧に霞む山の風景を入れ、ため池から流れ落ちてくる水を大変力強く的確なアングルで表現しています。水が流れて行く先を想像させてくれるような、そんな撮り方が大変印象的です。背景が白く、手前の影と水の透明度も描かれ、それを画面いっぱいに取り上げた構成も、巧みな手法だと思います。眺めていると水の流れてくる音が聞こえ、いかにもその場に佇んでいるような、そんな雰囲気が伝わってくる写真です。                                                                                                                                          

優秀賞


優秀賞:「お盆のハス花刈り」
大山上池(山形県鶴岡市)
撮影 工藤省三郎

広々と一面に植えられたハス池が背景にあり、そこからお盆に使われる蕾のハスの花を刈り取って運んでいます。花を刈ることで蓮根を太らせるということもあるのでしょう。それがこのお盆の時期の農家の仕事で、夏の作業は大変だなと思わせる感じもあって、農家の労働を捉えた、コンテストでは珍しい写真です。

優秀賞


優秀賞:「菜の花畑に囲まれて」
成松のため池(岡山県奈義町)
撮影 斎藤雄宰睦

春の季節を感じさせる雲が流れ、農家があるところは桜が満開で建物が少し見え、畑には菜の花が咲き、手前にため池がある。土手も高く盛られて水が漏れないようにしっかりと築かれ、若い人がカメラを構えて写真を撮っている。これから本格的な春の農作業に入ってゆく、その手前の雰囲気、季節感が大変強く感じられます。いろいろな要素が見え、しばらく眺めていても飽きが来ない、そんな春の美しい農村風景です。

全国水土里ネット会長賞


全国水土里ネット会長賞:「冬の訪れ」
月見が池(山梨県上野原市)
撮影 星 郁男

モノトーンの雪景色の世界の中に、突然手前に紅葉したモミジを入れ込んだ、ちょっとシュールな画面構成になっています。秋と冬との両方を画面に撮し込み、冬の中にも秋の気配を残しています。もちろんその季節感だけではなくて、ため池に降り注いでいる雪をうまく画面の中に入れながら構図をとっています。寒い中にも何か派手さがあり、冷たい中に色合いがあって、楽しめる写真になっています。

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